ユースコミュニティー第三の居場所

NPO法人ユースコミュニティーが運営する小学生の居場所&学習支援

百人一首に挑戦!

土曜日教室では、アクティビティーの時間に百人一首に挑戦しました。

毎週違ったカードゲームをやって、「楽しかったー!」で終わってしまうより、何度も遊べてやればやるほど上達する、奥深い昔遊びをしたほうが、後々の財産になるのではないかという思いから、百人一首を選びました。

みんなが楽しく参加できるよう、5対5のチーム戦を行い、子どもも大人も一緒に遊ぶ工夫をしました。最初は興味がなさそうだった子もボランティアさんと一緒に読み手をしたり、途中から参戦したりして、最終的には全員が百人一首に触れることができ、1時間近く集中して取り組みました。

最後の数枚は白熱していて、大人も本気で参加。結局ボランティアの大人が最後の札を獲得したので、子どもたちからは

百人一首はアクティビティーの時間だけでなく、学習の時間にも浸透しつつあります。

学習の時間に持ってきた勉強が全て終わってしまったある子は、気になる句を選んで調べ学習に取り組みました。その子が選んだ句は「み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり」。歌の意味を調べたあとは、「衣をうつ音ってどんな音?」という疑問が沸いたようで、ボランティアの大人と一緒に「砧打ち」の動画を見ました。こんなふうに学習が広がっていくのも百人一首の魅力ですね!

今後もアクティビティーの時間でも百人一首に挑戦してみる予定です。子どもたちみんな吸収が早いので、どんどん上達するのではないかと期待しています!