小学生クラスでは、宿題などをする学習時間に加えて、子ども達の非認知能力の育成を目指したアクティビティーの時間を毎回必ず設けています。
しかしここ最近は単にゲームをしているだけになってしまっていて、しかも子ども達が飽きたら次のゲームを用意するだけのエンターテイメントの一方的な提供になってしまっていました。
第三の居場所のコンセプトは「SET」です。
Study…学ぶ 教科学習だけでなく、さまざまな体験や経験を通して視野を広げること
Enjoy…「楽しい」は自分たちでつくる 受け身ではなく、自分で考える力をつけること
Try…「やってみたい」をやってみる イベント企画などいろんなことにチャレンジすること
この3つのコンセプトを再確認するために、今月からアクティビティーについては大人が一方的に提供することだけではなく、子ども達自身ができるだけルールを把握し、上級生が下級生に教えるなど、「楽しい」ことはみんなでつくることを大切にしています。
そこで今回は、別の教室のボランティアさんに寄贈いただいた「ククップ」という知育アクティビティーを実践しました。
最初は算数の延長みたいな印象があったのか敬遠していましたが、子ども達が好奇心から自発的に内容を理解し、大人も子どもつい時間を忘れて楽しんでいました。
これからも「SET」のコンセプトを大切に、日々の教室を共につくっていきます。